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企業がビジネスで「LINE公式アカウント」を使う本当の理由

こんにちは、あやめいろです。

近頃、飲食店やショップに行くと「公式LINEの友だち追加」を進められることが多いですよね。飲食店では注文するのに友だち追加をしなければいけないお店も出てきました。

単純に人手不足という点もありながら、実はマーケティング戦略の一つだったんです。

この記事ではメールやLINEを使って行う、ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)についてお伝えします。

ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)と言うと、分かりづらいと思いますが、メールやLINEを使って顧客と繋がり、信頼関係を築き販売活動をスムーズに行えるようにするマーケティング戦略です。

この記事では
どうしてビジネスでダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)を行うのかがわかります。

ぜひ最後までご覧ください。

DRMを行う本当の理由

ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)は営業をして販売をするときに、こちらからの問いかけに反応(レスポンス)してくれるユーザーに対して、メールやLINEを使って効率的に販売に繋がる活動を行うことです。

このダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)を行う目的は、ユーザーと信頼関係を築いて販売をしやすくするためです。

ショップや企業の公式LINEがそれにあたり、顧客からすると好きなショップや企業の情報やを知ることができ、クーポンが発行されたりするので、ファンにとってはうれしいサービスですよね。

ビジネスを行う側にとってもメリットがあります。それは、顧客との距離が縮まり信頼関係を構築しやすくなることです。

また、1対1で連絡をとることができる「メール」や「LINE」を利用して販売活動を行うことで、2つのリスクを防ぐことができます。

1,炎上防止になる
⇒薄い見込み客に商品を販売すると炎上に繋がることがある

2,苦情、悪評を防ぐことになる
⇒ターゲット層ではない人に販売してしまうと、顧客の満足度は落ちるので苦情や悪評になることがある

DRMの流れ3ステップ

ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)は顧客から反応(レスポンス)があったときに行うマーケティングです。

そして、ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)は3つのステップで進んでいきます。

STEP1、集客をする

LINEやメールを利用して、顧客と直接連絡が取れるように「リスト」を集めます。
このリストは、「見込み客リスト」と考えられます。

具体的には、ターゲットが欲しいと思うような特典や情報を提供して、メールアドレスやLINEに登録を促します。

STEP2、見込み客への教育

見込み客が集まったからといって、すぐに商品を販売してはいけません。なぜなら、見込み客として集まった顧客でも、購買意欲にはバラツキがあり、すぐに購入とはならないからです。

なので、メールやLINEの登録者が欲しいと思うような情報を提供していきながら、信頼関係を構築していくことが大切です。

STEP3、見込み客への販売

信頼構築ができあがったタイミングで商品やサービスを販売します。

情報の配信や特典の提供などを繰り返すことで、信頼構築ができていると、購入へのハードルが一気に下がり、販売がスムーズに行えます。

DRMをするならおすすめのSNSはLINE

ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)をこれから始めるならLINEがおすすめです。なぜなら、スマホを持っている10代~70代で週に1回以上利用する人は89%、その中で、95%の人がLINEを利用しているからです。

あわせて、LINEは1対1で連絡を取ることができるので、SNSが苦手な方にも安心して登録してもらうことができ、顧客に対するフォローを直接行うこともできるからです。

LINEビジネスアカウントの強み

LINEビジネスアカウントの最大の強みは、顧客とのコミュニケーションを行うことで、集客に適している点です。また、開封率も高く、届いた日に80%が開封されています。※1

強み LINE公式アカウント
ユーザー数 9,700万人/月間※2
情報伝達力
情報拡散力

※2 LINE調べ:月間アクティブユーザー2024年3月末時点

(※1)2021/7 携帯電話に関するアンケート(総サンプル数 n=2,060 )LINE公式アカウントからメッセージを受け取って見るまでの体感値を集計。
すぐ見るが約2割、3〜6時間以内で見るが過半数、その日のうちに見ると回答した人は約8割 引用:LINE公式アカウント

LINEビジネスの利用料金

LINEビジネスは無料で始めることができます。※料金は税抜き表示

LINE公式アカウントは企業が利用することが多いですが、個人でビジネスを行う場合でも開設できます。無料で始めることができるので、まずはチャレンジしてみましょう。

LINE公式アカウント
料金プラン
コミュニケーションプラン ライトプラン スタンダードプラン
月額固定費 0円 5,000円 15,000円
無料メッセージ 200通 5,000通 30,000通
追加メッセージ 不可 不可 ~3円/通

引用:LINEヤフーfoybusiness(2024年9月)

LINEビジネスアカウントで「友だち」から始めよう

LINEビジネスアカウントを作成したらユーザーに「友だち」になってもらいましょう

①初回登録時のメリット(特典)を準備して「友だち」登録を促す。
②「友だち」になってくれたユーザーにお得な情報を提供する。
③目的は配信ではなく、「販売をする」ということを忘れない。

LINE公式アカウントはスマホかパソコンで登録ができます。
LINE公式アカウントを登録する

企業がLINE公式アカウントで成功した事例

企業がLINE公式アカウントを開設して成功した事例は、業種を問わず見受けられます。

【化粧品メーカー オルビス】

2016年新規顧客の獲得を目的で導入。チャット機能を使ってユーザーの悩みを顕在化していくことに成功し、3カ月後にはコンバージョン数を400%増加させることができました。

2023年にはセグメントの絞り込みをしたことで、LINEからのリピート購入率を前年比20%アップさせることに成功しています。

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コンバージョン数(CV数)とは
問い合わせ、商品購入などの具体的なアクションの数

セグメントの絞り込みとは
友だち歴とクリック率の掛け合わせで顧客を分析し分類した

【不動産業界 大東建託(いい部屋ネット)】

2014年に公式LINEを開設し、独自のキャラクターでスタンプを配信すると、4週間で695万人の登録がありました。

その後、ユーザーがアクションをくれたタイミングを逃さないよう、LINEトークで相談室を設けることで、問い合わせ平均が1,500件/日になりました。

 

その他、活用事例はこちら

まとめ

今回の記事では、LINEをビジネスで利用して、ユーザーとの距離感を縮め信頼関係を構築することで、販売や成約を効率良く行うことができることがわかりました。

個人ビジネスを展開している方もLINEビジネスは利用できるので、ぜひ活用してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。