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自分の成長を感じられず不安な人が知っておくべき事

こんにちは、あやめいろです。

この記事にたどり着いたみなさんは、きっと今自分に自信をなくしたり、今の自分はこのままでいいのだろうかと不安になっているのではないでしょうか?

何かにチャレンジして、必死に取り組んでいるのに足踏みしているようで、間違った選択をしてしまったのではないかと、自分を責めたりしていませんか?

この記事は、そんな人に知っていて欲しい、成長曲線の話です。

・自分の成長を感じられない
・このまま続けてもなりたい自分になれるのか不安
・モチベーションが落ちてきた

このような悩みを感じている方はぜひ最後までご覧ください!

誰にでも表れる成長の踊り場(プラトー)

成長の踊り場(プラトー)は、その道のプロと言われる人にも表れる成長過程で起こる現象です。成長は右肩上がりになるものではないと知っておくことで、成果を得るまで継続することができることを知っておきましょう。

例えば、習い事を想像するとわかりやすいです。

英語やピアノ、習字といった習い事は、スタートは難易度が低いため、学びの成長角度も高く、できることが増えるので喜びも大きく成長を感じることができます。ところが、一定の時期を過ぎると難易度が上がりスキルの習得に時間がかかったり、壁と感じることがあります。

この伸び悩む時期のことを成長の踊り場(プラトー)と言います。

成長の踊り場(プラトー)は、その前の成長が大きいほど強く感じられ自信を無くすことに繋がります。

これは卓越したプロスポーツマンにも起こる現象であることだと知っておくことで、諦めてしまいそうになったり、不安になることがあっても客観視でき、挑戦を継続することができます。

なぜ成長の踊り場(プラトー)が起きるのか

成長の踊り場(プラトー)がなぜ起きるのか、3つの要因を見ていきましょう。

要因①変化が少なく慣れてきた

学びを始めて一定期間が過ぎると、何も知らなかった時と比べて、新鮮に感じることが少なくなり成長を感じられなくなります。また、生活リズムにも慣れてきて単調になってしまうことで、これまでは成長と捉えられていたことが、そう思えなくなってきます。

要因②短期で成果を求める

目標に対する成果を短期で求めるあまり、大きな成果が得られなくなります。

例えば、ダイエットです。

健康的なダイエットをするなら、時間をかけて体重を落とすことが理想とされています。ところが、2カ月でマイナス5kgなどと短期での成果を求め、目標設定をしてしまうことで、停滞期を迎えたときに挫折してしまい、ダイエットすることをやめてしまいます。

要因③完璧主義

完璧を求める人は壁が表れたとき、ひとつでもできないことがあれば自分は無能であると捉えてしまったりします。そのために、壁を乗り越える一歩が出ず、結果、前に進めなくなります。完璧などありえないことを受け入れて、タスクをこなすことに振り切りましょう。

 

学びを続けるためにするべき3つのこと

成長の踊り場(プラトー)は、挑戦する誰にでも表れる現象であることは理解できたと思います。では、その時何をすれば諦めずに、挑戦を続けることができるのでしょう。

自分が望む成長の軸を考える

自分の成長を感じるためには、自分が望む方向へ成長していく必要があります。なぜなら、望んでいない方向へ成長しても、実感を持てないからです。

実感が持てないと「モチベーションが上がらない」「なぜかやる気が起きない」となってしまいます。自分の成長の軸を考え言語化し、近づくことができるようにタスクをこなしていきましょう。

 

成長の踊り場(プラトー)が来たときに学びをやめないこと

学び始めたら成長の踊り場(プラトー)があることは当たり前と捉えて、学ぶことをやめないことです。

プロスポーツ選手は、自分の成長に実感がなくても決して投げ出すことはしないと言います。身体の鍛え方を変えたり、他の選手のやり方を取り入れてみたりと試行錯誤しながら、力を付けていきます。

 

学び始めは「守破離」の法則の「守」を徹底する

知識が少なく、全体像が見えない状況で進め方を間違えていると、目標達成をするまでに遠回りをしてしまうことになるので、守破離の意識を忘れないようにしましょう。

守破離とは、日本の伝統芸に由来する技術の習得における3ステップです。

守:基本を学び、既存のルールやマニュアルに従う時期
破:基本から離れ、他のやり方を吸収して自分の物にしていく時期
離:すべての型から離れて、自分のやり方を確立していく時期

 

前に進むだけが成長ではない

新しいことを知ることだけが成長ではなく、持っている力を磨き直すことも成長がつながります。これは決して後戻りしているわけではありません。

前に進むことだけを成長と捉え、無理に成長を意識しても良い結果になることはありません。勇気をもって立ち止まることで、力をつけることになります。

数日と決めて挑戦していることから離れてみる

好きな事でも、結果を出すまで高いモチベーションで続けられる人はいないのではないでしょうか。自分の気持ちをコントロールするためにも、リフレッシュは必要です。

モチベーションは上げるものではなく、自然と上がるものです。いくら上げようと努力しても疲弊してしまうことになりかねないので、思い切ってOFFの時間をとってみましょう。

 

復習や知識を整理する時間にする

壁にぶち当たり前に進むことができなくなった時には、復習に時間を持つことをおすすめします。

こんな経験はないですか

例えば、学習を始めたばかりのときには完璧に理解することができなかったことでも、数カ月が経ち復習してみると、以前よりも理解度が上がっているという経験です。自分の成長を確認することができるし、復習することで基礎力に磨きをかけることができます。

結果、壁を乗り越え前に進むことができます。

 

まとめ

成長を感じられなくなっても、諦めずに挑戦を続けることが成長の踊り場(プラトー)を抜け出し次のステージに上ることになります。

現状維持を続けるのではなく、新しいことにチャレンジし続けて変化することを恐れずに、成長していきましょう!

変化することを嫌う「ホメオスタシス」について